浪江町 移住・定住相談窓口では、浪江町に移住された方や検討されている方からお寄せいただく、お住まい・お仕事・地域での交流など、さまざまなご相談に対応しております。
「移住してみたけれど、地域との接点がなかなか作れない」
「町で新しく挑戦している人と話してみたい!」
「同じ移住者仲間や地元の方と交流したい」
そんな思いに応えるべく開催した今回の交流会は、地域で活動される事業者様や町民の皆様の温かいご協力のもと、収穫作業という「役割」を通じて自然なコミュニケーションや居場所づくりを感じていただくことを目的としています。
10月11日(日)当日は秋晴れの心地よいお天気にも恵まれ、移住者の方だけでなく帰還者の方も含め、21名の方にご参加をいただきました!
【オリーブ園に到着!みんなで手摘み収穫作業 & 自然と生まれた嬉しい出会い】
大型バスに乗って到着したのは、浪江町立野地区にある「ノアのオリーブ園」。
まずは5〜6名の小グループに分かれ、青空のもと手摘みでのオリーブ収穫作業がスタートしました!
黙々と手を動かす作業だからこそ、初対面でも気負わずに会話が弾みます。作業を進める中で、歳の近い参加者同士で自然と会話が盛り上がり、その場で連絡先を交換される場面も!
もくもくと作業をしながら自然と近くの人と会話をすることで身構えずに交流ができた様子です。

(写真:グループごとに声を掛け合いながら、手摘みでオリーブを収穫する参加者の皆さん)
【地域の食と人がつながるランチ交流会】
収穫の後は、地域の皆様の優しさが詰まったランチ交流会!
今回は地元の人気店「ジョワイストロナミエ」さんが、本イベントのために地場食材をふんだんに取り入れた特製お弁当をご用意してくださいました。さらに加藤さんから提供いただいた2025年産の自家製オリーブオイルを回しかけながら、五感で楽しむ贅沢なひとときを過ごしました。

(写真:ジョワイストロ ナミエによる特製ランチ)
お腹が満たされたところで、オリーブ園代表の加藤修さんよりお話しを伺いました。加藤さんは、震災前の農業や避難生活を経て、「移住者の皆さんと同じゼロからの再スタート」という強い想いで浪江町へ帰還された方です。
復興への希望を込め、聖書に出てくる「ノアの箱舟」になぞらえて「ノアのオリーブ園」と名付け、約500本ものオリーブ栽培に情熱を注いでこられました。
お話の中では、オリーブオイルやお茶、さらには品質基準をクリアした「オリーブオイル石鹸」といった六次産業化への挑戦や、今後は搾りかすを活用して地元農家さんとコラボした特産品を作りたいという未来の構想まで、熱い想いを語ってくださいました。
日本の気候に合わせた手入れの工夫を教えていただくとともに、「また実が熟した頃の収穫や剪定の際にも、ぜひ力を貸してほしい」と温かいメッセージを送られる姿が印象的でした。地域で挑戦を続ける加藤さんの生き生きとした言葉に、参加者の皆さんも深く引き込まれていました。

(写真:加藤さんのお話に引き込まれました)
【参加者の自己紹介タイム&帰りのバスでも会話が弾みました】
加藤さんのお話の後は、全員で大きな円になってゆったりと自己紹介タイム!今回のイベントに参加したきっかけや、浪江町に移住を決めた背景などを一人ひとりお話しいただきました。背景や年代は違っても「浪江町での暮らし」という共通点があるからこそ共感できる部分も多く、お互いの共通点を見つけながら終始和気藹々とした温かい雰囲気に包まれました。
収穫体験やランチ、自己紹介を経て、帰りのバスに乗る頃にはすっかり皆さんの緊張も解けた様子。車内では「地域ごとのお餅の食べ方の違いを比べたら面白そう!」「次はみんなでこんな企画をしてみたら楽しそうだね!」と、早くも次回の交流会に向けたアイデアやワクワクした会話が尽きず、大盛り上がりのうちに帰路につきました。
今回の交流会は、快く園を開放してくださった加藤さん、美味しいお弁当を作ってくださったジョワイストロナミエさん、そしてご参加いただいた皆様のご協力があってこそ、大盛況のうちに終えることができました。
株式会社いのちとぶんか社および浪江町 移住・定住相談窓口では、地域の皆様への感謝を胸に、今後も移住者と地域の方々が自然にあたたかく繋がれる場づくりを続けてまいります。
(浪江町 移住・定住相談窓口 大橋未来)
