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浪江町権現堂地区で盆踊りが15年ぶりに開催!

浪江町権現堂地区で盆踊りが15年ぶりに開催!

弊社が本社を構えている福島県双葉郡浪江町。
震災前は、49の行政区(町内の地域の小さな区割り)に分かれ、盆踊りも含め多様な活動が行われてきました。
しかし、2011年3月11日を境に、町民の方々は、それぞれの避難先で生活を続けました。
2017年、避難指示は一部地域で解除されましたが、避難先での生活を6年続けていた町民の方々は、
浪江町に戻って生活するという決断ができない状況もありました。

2026年8月、避難指示解除から9年5か月が経過しましたが、現居住人口は、2,523名。
震災当時の人口は、21,542名。
このような状況の中で、権現堂地区で開催されていた盆踊りは震災後開催されていない状況でした。
そして、今、権現堂地区周辺は、開発事業で大きく変わり始めています。
その中である区長さんから「風景が変わる前にもう一度、盆踊りを開催したい」という切実な想いを聴き、
多様な組織の方々と協議し、町民の方と相談しながら、8月30日に盆踊りが開催されました。

当時、お囃子を奏でていた方々が全員参加できる状況ではありません。
改めて地元の方々に教えていただきながら、お囃子の練習を続け、準備を重ねてきました。

そして、開催当日は、300名を超える方の来場。
当日を迎えるまでに、今はない権現堂の櫓をどの地区の方に借りて設置するのか、
出店は誰にお願いするのか、などなど、多様な方々が力と知恵を絞り、協力体制を築いて、実行に至りました。
盆踊りを「再開」することの「難しさ」を深く捉えました。
                                        

来年度はどのような形で開催されるのか。
また駅前開発事業で風景が変わった際にどのような盆踊りが開催されるのか。
浪江町のまちづくりに関わりながら、町民として、そして、事業者として、検討を続けてまいりたいと思います。
当日は、文化事業部の和太鼓グループ彩のメンバーも参加し、お囃子を一緒に奏でました。
事業部を横断しながら、各地域とのつながりを深めてまいります。

                                              (葛西優香)