
令和7年6月29日(土)、令和7年度福島県自主防災組織リーダー研修会にて「自主防災組織に求められることについて」と題して、講師を担当させていただきました。
福島県は、防災士受講の補助、そして防災士を取得してから地域防災サポーターとして活躍する場を支援する制度を設けられています。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/637367.pdf
加えて、充実した研修内容を展開されています。
各地域で立ち上がっている自主防災組織のリーダーを務める方々は、研修受講中も熱心に話を聴き、自分たちの地域で実践するためにはどのような手法が適しているのかを考えながら、前半の講義のみならず、後半のワークショップ(要配慮者対策について)にも参加されていました。
地域の防災対策は、リーダーだけでは完結しない。
そこに住む人と会話をしながら、「自分たちの地域ではどんな方法が取り組みやすいか」を考える。
その話し合いをする過程がいざというときの助け合いにつながるのではないでしょうか。
リーダーの方々の地域を守るという志が地域全体へと伝わり、災害時にも自然と助け合いが生まれる町が増えることを願って、研修を終えました。
「備蓄品の備え」から「日頃からの助け合いの重要性」や「ご近所付き合いを生み出す活動の事例紹介」、「リーダー研修」など多様な内容を会の目的に合わせて、お話をさせていただいております。
地域全体の防災活動への士気を向上したいときには、是非、お声がけください。
(葛西優香)