
2025年7月19日、浪江町樋渡・牛渡行政区の例大祭(盆踊り)が開催されました。
弊社は、2022年7月に震災後、初めて開催された例大祭から参加し、今年、3回目を迎えました。
浪江町は、2011年の東北地方太平洋沖地震による複合災害によって、町民は一斉避難。
2017年3月末に避難指示が一部地域で解除されましたが、戻って生活している方、
今も避難先で生活されている方、そして新しく震災後に住み始めた方と多様な方が生活しています。
樋渡・牛渡行政区の皆様は、浪江町と避難した先にも居を構え、二拠点生活をされている方もいます。
そのような環境の中、「命が続く限り守り抜く」と語る町民の方々は、年に一度の例大祭で、
神楽の披露や伝統芸能である「田植踊り」を披露し、「今年もこの日がやってきたね」と
言葉を交わしながら、祭のひと時を共有しています。

地域に根差す「ぶんか」を誰がどのようにどうやって継承するのか、
そのことに考えを巡らせている地域の方も多いのではないでしょうか。
どのような形であれ、「ぶんか」を担ってきた方の想い、受け継ぐ人の想いを共有し合い、
語り合いながら、その都度その都度納得いく形を創り続ける。
その過程がその地域に根差す「ぶんか」の形だと感じます。
来年も、「この日がやってきたね」と語り合いながら、例大祭が行われることを楽しみにしております。
(葛西優香)